おくのほそ道 「遊行柳」の段の訳文
現代語訳: LAP Edc. SOFT
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又、清水ながるゝの柳は蘆野の里にありて田の畔に残る。 また、西行が「道のべに清水流るゝ柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」と詠んだ柳は、芦野の里にあり、田の畔に残っている。 此所の郡守戸部某の此柳みせばやなど、折ゝにの給ひ聞え給ふを、いづくのほどにやと思ひしを、今日此柳のかげにこそ立より侍つれ。 この地の領主の戸部なにがしが「かの柳をお見せしたい」などと、折々におっしゃっていたので、どの辺にあるのかと思っていたが、今日、とうとうこの柳の陰に立ち寄ったのだった。 |
田一枚植て立去る柳かな 遥かと思っていた柳が目の前にあり、その木陰でしばらく安らかにしていると、いつのまにか、田植えが一枚分終わって早乙女たちの声が消え、ぽつんととり残されてしまった。それでは、私もここを立ち去って旅を続けるとしよう。 |
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俳聖 松尾芭蕉・みちのくの足跡
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第19集 芭蕉と那須野が原
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