松尾芭蕉・おくのほそ道文学館
「奥州道中 増補行程記」展示室
白 河 (2)
盛岡市中央公民館所蔵
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| A 白川郡。名物 餅、豆腐。始(初)て登る者は酒餅をことふき侍る也。 B 奥州境明神。頼朝、泰衡征伐ノ時、梶原詠有之よし。[境の明神] 秋風に草木の露を払わせて 君かこゆれハ関守もなし 主額 大明神 とはかり有之候。祭ル神、玉津島、素盞鳴尊、すミよし(住吉)。三神を祭るよし。 C 真言寺別当也。 D 白川の関是也。二所ノ関ニハ観音有之よし。聖武ノ御宇造立ト云々。東二里隔てゝ関、祭る神同し、二所之関と云。関山とも申よし。今は街道に非ス。郷人の申し侍るハ、今の関と上古の関と二筋、古より有之故、白川二所の関と申したりと。越堀より是レ迄谷峯山坂也。 E 茶屋多し。坂。 F 明神の向茶屋。南部や七兵衛拝領。 此処、重信公の御詠有。秋夕 御短冊、御筆。秋は只哀にて袖の露時雨 の御詠也。慎て奉リヌ拝見。 恐て下ノ御句略不記申。 G 境出口 H 一里塚有。法心寺杉森見ュる。 I 間タ有。曲有り。 J 温泉の社有。 K 白坂入口 L 小せき(堰)有。宿長三丁程。 |
<展示室目次>
「奥州道中 増補行程記」について
盛岡藩八代藩主南部利視(1708〜1752)の命を受けて、同藩士清水秋全が
宝暦元年(1751年)に著作して献上したもの。
「おくのほそ道」の旅(1689年)から60余年後の、江戸日本橋から盛岡までの
街道界隈の風景が、絵と文章で克明に記されている。
本展示室では、381の図版の中から、「おくのほそ道」本文又は「曽良随行日記」で
触れられている地域を抜き出して掲載し、当時の旅を偲ぶよすがとしている。
掲載している画像について
画像の出典は、東洋書院刊「新南部叢書 奥州道中 増補行程記」(P70-図127)です。
盛岡市中央公民館および株式会社東洋書院の許可を得て掲載しています。
< 盛岡市中央公民館 掲載許可番号 No.14 >
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