松尾芭蕉・おくのほそ道文学館   「奥州道中 増補行程記」展示室

千 住 (3)
 
盛岡市中央公民館所蔵


千住 四丁目・五丁目の間、水戸海道有り。左右茶店多し。

ゑ(え)のき戸え行在道。新田。
「ゑ(え)のき戸(榎戸)へ行く道」は水戸街道。

御本陣 秋葉市郎兵衛。樹木裏通り二多く繁り見えて候。畑多し。 [本陣跡]

此辺二真言長福寺有。町并より引キ込て門ミへたり。金八幡の神躰をこの寺預り奉るよし。祖父(「チイ」の傍訓)か茶釜有。大御所様御発句有。名を残ちいか茶釜やてる鏡
E1
八幡。
E2
金八幡の社有。石碑え八幡の御像をエり彫て候。昔盗人侍りて金八幡をぬすミ取て背をひ立のきしに、夜明る迄此社内を巡りて居侍しを取返し申よし。神慮いちしるしく申候。

<展示室目次>


「奥州道中 増補行程記」について

盛岡藩八代藩主南部利視(1708〜1752)の命を受けて、同藩士清水秋全が
宝暦元年(1751年)に著作して献上したもの。

「おくのほそ道」の旅(1689年)から60余年後の、江戸日本橋から盛岡までの
街道界隈の風景が、絵と文章で克明に記されている。

本展示室では、381の図版の中から、「おくのほそ道」本文又は「曽良随行日記」で
触れられている地域を抜き出して掲載し、当時の旅を偲ぶよすがとしている。


掲載している画像について

画像の出典は、東洋書院刊「新南部叢書 奥州道中 増補行程記」(P14-図15)です。

盛岡市中央公民館および株式会社東洋書院の許可を得て掲載しています。
 
< 盛岡市中央公民館 掲載許可番号 No.14 >

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