| 松尾芭蕉「さなへつかむ」句文懐紙 |
元禄二年作 |
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実物の真蹟短冊は個人蔵。
あくれば、しのぶもぢ摺の石を尋て、忍ぶのさとに行。遥山陰の小里に石半土に埋てあり。里の童べの来りて教ける。昔は此山の上に侍しを、往来の人の麦草をあらして、此石を試侍をにくみて、此谷につき落せば、石の面下ざまにふしたりと云。さもあるべき事にや。 早苗とる手もとや昔しのぶ摺 (おくのほそ道) しのぶの郡、しのぶ摺の石は、茅の下に埋れ果て、いまは其わざもなかりければ、風流のむかしにおとろふる事ほいなくて、 五月乙女にしかた望んしのぶ摺 翁 加衛門加之二遺ス (俳諧書留) |
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